こんにちは!しろくま家です!
第二子の妊娠中、私の全身がとんでもない痒みに襲われました。
そのときの体験談を、記録しておこうと思います。
夜、眠れないほどの痒み。その正体は
早速ですが、グロテスクな写真を失礼します。

私の臨月のときの写真です。
このポツポツとした赤みがとてつもない痒みで攻撃してきます。これが本当に眠れないほどの痒みでした。
産婦人科と皮膚科の両方にかかりましたが、どちらでも「妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)だろう」と言われました。
そして、
「産んだら治るから〜。薬出しておきますね〜」
と、なかなか軽く診断されたのでした。

いやいや、日常生活に支障をきたすほど、とてつもなく痒いんですけど……!
妊娠性痒疹とは
妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)とは、妊娠中に手足やお腹などに強いかゆみを伴うブツブツとした湿疹・発疹ができる皮膚疾患です。
主な症状と特徴
- 発症時期: 妊娠初期〜中期(3〜4ヶ月頃)に現れやすく、妊娠後期に出ることもあります。
- 出やすい部位: 腕や足の伸側(外側)、お腹、胸、背中など。
- 見た目: 虫刺されのような赤いブツブツや固いしこり(丘疹・結節)が多発します。かゆみが非常に強く、掻きむしると血の塊ができることがあります。
- 経過: 2回目以降の妊娠で発症しやすい傾向がありますが、初産で起こることもあります。基本的には出産後、自然に軽快・消失します。
原因
明確な原因は分かっていません。ホルモンバランスの急激な変化、免疫反応の変化、皮膚の引き伸ばしや乾燥、もともとのアトピー素因などが複合的に関係していると考えられています。
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私の場合は妊娠6ヶ月くらいから、ざわざわとはじまりました。
妊娠後期から妊娠性痒疹を発症するタイプだったようです。
ちなみに第一子のときは、妊娠後期に多少お腹が痒かったものの、
「乾燥からくる痒みなのかな?」
と思う程度。
そこまでひどい痒みではありませんでした。
それが第二子では、まったく違ったのです。
妊娠性痒疹、処方薬は?治った?

産婦人科と皮膚科でそれぞれ処方された薬は、どちらもステロイド軟膏でした。
受診する前、痒みが始まったころに家にあったロコイドを塗っていました。
しかし、痒みは全く収まりません。
そのことを伝えると、
「もう少し強い薬を処方しますね」
ということで、次に出されたのがベタメタゾン軟膏でした。
ベタメタゾンは、ステロイドの中でもストロングタイプに分類される薬です。
最初は産婦人科で、これを一気に4本ほど処方されました。

最初はこんなに強いステロイドを4本もほんとに使うのか?と思いましたよ。
しかし、だからこそすぐに治るだろうと信じていましたよ。
効き目はというと、全然痒かったです。
ステロイド剤は、驚くことに1ヶ月ほどであっという間になくなりました。
当時は本当に効いているのか、まったく分かりませんでしたが、それでも、患部はどんどん広がっていくし、血が滲み始めることもある。塗らないという選択肢はありませんでした。
治ってきたかな?と思った部分があっても、また次々と周りに新しい湿疹が広がっていく。
まさに、いたちごっこ。
ひたすら薬を塗り続けていました。
治り始めた部分も茶色く色素沈着してしまったので、
「どうにかあとに残らないでくれ……!」
と願いながら薬を塗っていました。
妊娠性痒疹いつ治った?

結局、痒みが治まり眠れるようになったのは、なんと産後2ヶ月後でした。
私は合計6〜7ヶ月ほどを猛烈な痒みとともに生活をしたことになります。

産まれれば治るよ〜。はホントだったのですが、
出産後このかゆみから解放されることを待ち望んでいた私からしたら、産後2ヶ月続くのは思った以上に長く感じましたよ。
これ、私だけかもしれませんが、こんなこともあったよ。ということでお話しておきます。

痒みは出産1〜2週間前ほどから、少しマシになってきたかなと思ったのですが、産後またピーク時に戻るように痒みが復活しました。
これまでは、蕁麻疹のような見た目の湿疹でしたが、最終的にはプツプツとした小さく盛り上がる湿疹ができました。
密度自体は全然低いものの、その小さな斑点一つがよくここまで痒みを放てるな。というほどに痒かったです。
掻きむしりすぎて大体全部かさぶたになっていました。
妊娠性痒疹、かゆみの場所は?

はじめは、お腹から痒みが始まりました。
そこから横腹、背中へと広がっていきます。
この頃から、もう我慢できるような痒みではなくなってきました。
特に辛かったのが、下着が当たる部分です。
胸まわりや背中、肩紐が当たる部分、ズボンのゴムが当たる部分などに湿疹が多く出て、本当に辛かったです。
出産後になると、一度落ち着きかけた痒みが、また復活。
ただ、その頃にはお腹まわりの痒みは落ち着いていました。
その代わり、なぜか今度は、
- 首
- 頭
- 腕
- 足首
- 太もも
など、体の中心から遠いところに痒みが出るようになりました。
しかし、下着まわりについては、出産後もずっと痒みが続きました。
ステロイドでも治まらない痒みに私がとった対策
1.病院に相談する

自力でなんとかしようと思うのは、結局あとあとに後悔する原因になりかねません。
私も早いうちに相談し、薬をきちんと使用していればここまで悪化することはなかった”かもしれません”
もちろん本当に人生最大の痒みだったので、治らない可能性は重々にあったのですが、今となっては分かりません。が
飲み薬・塗り薬と妊婦でも使用できる薬はあるので、妊婦健診の際早めに相談することをお勧めします。
また、飲み薬についても、私は最初、
「妊婦だから、なんとなく飲まないほうがいいかな……」
と、もらっても飲むのを渋っていました。
でも、結局最後は、痒さに負けました。
飲まないと、どうしようもなかったんです。
そうなる前に、処方されたお薬は、きちんと用法・用量を守って使用していくのがいいと思います。
2.保湿剤・ステロイド剤を塗りたくる

どう考えても乾燥は大敵だと感じました。
気づいたら保湿するくらい、こまめに保湿剤を塗っていました。
そのうえで、処方されたステロイド剤を使用。
ですが、痒みはどんどん広がっていく可能性があります。
保湿しておくに越したことはないので大容量の保湿剤をそばに置いておくとよかったです。
一応妊娠線の予防にもなりますしね。
3.よもぎローションやムヒに頼る

ここまでやっても、まだ痒いです。
なぜなら保湿剤やステロイドは治癒に力を注いでいる感じ。で、
でも私が求めていたのは、
今!!まさにこの痒みをどうにかしてほしい!
でした。
そんな時に、もう頼りになるのは、、、
「スゥーーー!」です!!
「よもぎローション」や「ムヒ」などでスゥーっとさせると、痒みが楽になりました。
「今、この痒みをなんとかして!」というときには、こちらのほうが救世主でした。

ムヒやウナクールはかなりスーッとしてよかったですが、傷口にしみます。
期間中3〜4本消費しました。
よもぎローションというものを初めて知ったのですが、口コミに同じように妊娠中の痒みに利用している人が多い商品で藁にもすがる思いで購入して使用しました!
よもぎローションはムヒやウナクールほどスゥーっとはしませんが、まろやかな爽快感で、あまり傷に沁みず、傷まみれになった背中など、広範囲に塗りやすかったです。
よもぎローションは1本使い切りました。

4.とにかく冷やす

特に辛かったのが、お風呂の後〜就寝中。
体が温まると、痒みが強くなるように感じました。
「絶対、湯船には浸からないほうがいい!」
と思い、この期間はずっとシャワー浴だけで過ごしています。
それでも、眠れない日が続きました。
ムヒ、ウナクールも効果は一時的で、就寝中も目が覚めてしまうのです。
そんなときは、
- 保冷剤で冷やす
- 濡れたタオルで背中を拭く
- よもぎローションを塗ってみる
- 保湿剤を塗ってみる
などを繰り返して、なんとか気を紛らわせていました。
そんな中、意外とかなりよかったのがこの氷枕です。
広範囲に冷たいので背中を一気に冷やしてくれ、一日中ずっと付きまとってくるとんでもない痒みから一番解放してくれました。
これのおかげで入眠までが楽になりました。

保冷剤より大きく、冷たさも長持ちでしたし、
出産してからも子どもが熱を出した時にも使えるので、これは買ってよかったです!
5.服を極力棉100%、シームレスに変える

少しの刺激でも赤みが出ました。
例えば袖の部分。
半袖なので仕方ないのですが、袖が当たるあたりに湿疹ができたりしました。
他にも、よくある凹凸したストライプ模様の凹凸でさえ、痒くて鬱陶しく感じました。
なので、なるべく化学繊維ではなく、ふんわりとしたものを着るようにしていました。
そこまで痒いのでワンピースが良いかとも思ったのですが、ただ、ワンピースだと背中に手が届きにくいんですよね。
なので、腰まわりがゆるいものを履いて、背中に手が回るようにしていました。
そして、背中を掻きむしる。
……今思うと、これは逆に傷になりやすかったので、あまりおすすめはできません。
でも、当時は、
「そうでもして掻かないと、ストレスでどうにかなりそう!」
という状態でした。
出産を終えて、3ヶ月現在の様子

これは湿疹があった足の写真ですが、ポツポツと茶色く色素がある部分は妊娠性痒疹の名残です。
まだ完全に跡は消えていませんし、今後消えるかはまだわからないです。
もっと怖い話、まだ少し肩周りに痒みが残っています。
ただ痒みレベルはだいぶ低いのであの時の辛さを思うとなんでもありません。
まとめ
妊娠性痒疹は、私にとって本当に辛い経験でした。
「産んだら治るよ」と言われても、
「いや、今が痒いんです!」
という感じ。
実際に私の場合は、出産後すぐに完全に治ったわけではなく、眠れるようになるまで産後2ヶ月かかりました。
その間、
- 病院に相談する
- 保湿する
- 処方された薬を使う
- よもぎローションやムヒなどで一時的に痒みを紛らわせる
- 冷やす
- 肌への刺激を減らす
など、できることをいろいろ試しました。
どれかひとつで劇的に良くなったわけではありません。
でも、あの猛烈な痒みを乗り越えるためには、こうした小さな対策をいくつも重ねるしかありませんでした。
今回、私の妊娠性痒疹の記録をまとめましたが、SNSなどで情報を集めてみても、この痒みは本当に個人差が大きく、「これをすれば必ず良くなる」というものではないと感じています。
私の症状も、ある人から見れば「かなりひどかった」と感じるかもしれないし、反対に「それくらいなら大したことない」と思う人もいるかもしれません。
それでも、私自身、ここまで全身が痒くなるという経験は初めてでした。
妊娠後期の体調不良の中でも、私が「何より辛かった」と感じたマイナートラブルのひとつです。
だからこそ、この記事に書いたことが、今まさに妊娠性痒疹の痒みに悩んでいる方にとって、何かひとつでもヒントになればいいなと思っています。
そして何より、
「妊娠中だから仕方ない」と我慢しすぎないこと。
これが一番大切だったと思います。
眠れないほど痒い、掻きむしってしまう、どんどん湿疹が広がっている……。
そんなときは、ぜひ早めに産婦人科や皮膚科に相談してください。
「こんなことで相談していいのかな?」と思ってしまうかもしれませんが、少なくとも私は、もっと早く相談してもよかったと思っています。
この記事が、今まさに痒みと戦っている方の、何かのきっかけやヒントになればうれしいです。
一日でも早く、少しでも痒みが楽になりますように。
